申請のついでに見てきました。
稲沢市役所。
内部の核、2層吹抜け空間に心柱の構成が力強い。
平面は、吹抜けの周りにぐるっと各室を配置している。
年月を経て、設計当初とは使用条件が異なってきているので、使いづらさは否めない。
建物の使い方も含め、ゾーニングや間取り変更などリノベが必要と感じた。
新しく建て替えるばっかりじゃなくて使い続けることも大事なことだと思いました。
シンボリックな建物なので、そればっかりかと思うと、案外外構との関係もよいです。
大きく育った樹木と建物と、そのあいだの空間とがいいです。
全体構成と内部の構成、見直して交通整理すると何倍もいい建物になるのでは。。。
1970年竣工 第3回中部建築賞
設計 設計事務所ゲンプラン
朝いち、家族で多治見へ。
知人宅に立ち寄ったあと、6月にオープンした「モザイクタイルミュージアム」を訪れた。
なんでもない田舎町に気持ちのいいランドスケープが出来上がっている。
藤森さんの建築はいつも楽しい。
そのあと、近くにある「セラミックパークMINO」へ。
磯崎さん設計で竣工してもう10年以上経つ。
行こう行こうと思っていて今まで行く機会がなかった建築だった。
駐車場から谷というか沢をながーい橋で渡ったところに建物がある。
美術館やホール、会議室などからなる複合施設なのだが、これがどこもすばらしかった。
建物と地形との関係、用途の異なるスペースの配置など。
建築を構成する力はさすがでした。
展示内容もすごくおもしろかった。 いい建築でした。
土曜日。
午前中は小学校の学習発表会。
昔で言う学芸会。
8:45から 3年 1年 5年 と3連チャンで見学&撮影。
午後からは家族でお出かけをした。
岐阜市内の中央図書館へ。
こないだオープンした伊藤豊雄さん設計の岐阜メディアコスモス(みんなの森)。
1階には市民センターやホール、ギャラリーなど、2階が図書館という構成。
2階へ上がるエスカレータに乗ると知らない間に図書館に入ってる。
「自然と知らない間に本の世界に入っていける。」 そんな感じだ。
建物内部は、少しずつ用途の異なる空間がつながって同居してて、それがかえって人のコミュニケーションを生んでいるようだった。
建築物の中に居ることを感じさせないモヤッとした雰囲気で、まさに人々の居場所を造りました。っという感じ。
スゴイ建築でした。
今後、外とどうつながっていくか、どう使われていくか、これからが楽しみ。
サインもカワイイ。
上野公園にある東京文化会館。
設計者 前川國男の傑作。
昨年改修を終えたので、打合せのついでにブラっと見学した。
ボク自身は15年ぶりぐらいの再訪。
前回は外からだけだったから中に入るのは初めてだ。
低いところと高いところ、暗いところと明るいところが建物の機能とリンクして上手に取り込まれていて、視線を通すところと遮るところ、要所々々に施された彩色と素材の変化が空間にテンポを与えている。
なんとなく日本庭園の手法を連想させる。
日本を代表する近代建築の巨匠。
コルビュジエに師事し日本のモダン建築の旗手だった前川國男にして、表現は近代でも空間の構成は伝統的な日本の手法が取り入れられているように感じた。
外部からはデザインの構成の仕方や打ち放しのコンクリートばかりの印象だけど、中に入ってさらに何倍もよさを感じる。
傑作です。
朝いち、降雨前に朝ラン。
団地自宅~小網橋~各務原大橋~小網橋~団地自宅の木曽川往復コース。
6km走。
朝食後、長男をスポ少の練習に送ってランドリー行ったり、ガソリン入れに行ったり。
長男のスポ少は、今日はリーグ戦の予定だったが雨で中止。
小学校の体育館で午前中のみの室内練習だった。
昼食後は、雨で予定していた行事がなくなったことと、エネルギーの有り余る子どもたちを連れだす目的もあって、家族で近場をドライブ。
江南市に転居して早1年半が経とうとするが、地理がさっぱりわかっていない奥様に。。。
今日は各務ヶ原をレクチャー。
鵜沼~おがせ~蘇原と東から西へグル―っと、遅まきながらご案内。。。したつもり。。。
個人的に気になってた奥の院へ寄ったり、思いがけず野菜が買えたりと、短い時間ではあったけれど新発見があって楽しかった。
ついでに建築探訪も。。。
これはよかったよ~。
久しぶりに背筋がゾッとした。
まだ言葉でなんと表現していいかわからない。
すこーし登ったアプローチを通って、
だんだんと景色が見えてくる。
これは建物っというよりは景色に近い存在な気がする。
ので、あえて景色と表現した。
ありきたりな言葉で言うと、”景色と一体化” しているとか、”建物の存在を消す” とかしか思い浮かばないのだが、これはそんな感じじゃない。
これ自体はグニャグニャと奇抜な形状をしていて、素材も自然界の中では違和感のあるツルツルのガラスと均質に仕上げされたコンクリートで出来ているので、
普通なら景色の中で違和感のある建物のハズなのだが。。。そうはなっていない。
もうずーっと前からそこにあるように景色の一部になっている。。。っと言うか地形と同化しているような雰囲気なのだ。
ボクの写真では上手く伝わらないと思うが、実際ここに立つとそう感じる。
周りを小山に囲まれ、低く垂れこめたもやが辺りを覆い尽くす。
冥途との境界にいるような錯覚。
手前に円形の蓮池、その先には霊園を見ながら。。。何を瞑想するのだろうか。。。
そう。。。ボクはここで灰にしてもらいたい。。。
マジでそう思った。
すごい建築だ。
朝いち、南山大学へゴー。
南山大学には、近世の建築家アントニン・レーモンドの設計群が残る。
レーモンドはライト事務所の帝国ホテルの仕事で来日して以来、日本に根を下ろした近代大建築家だ。
南山大学では、キャンパスの基本構想からプランしている。
特に、丘陵敷地の尾根を軸線とした大胆な配棟計画が秀逸。
今回は、文化財登録を視野に入れての建築専門家による見学会。
後世に残していかければならない建築だね。
メインの通路に配された車寄せのようなスペース。
フラットな庇が重なり合うようにきれいに計画されている。
高さが絶妙。
大講義室。
敷地の傾斜に合せたダイナミックな計画。
天井のデザインもダイナミックな意匠で統一されている。
個人的には大好きな体育館。
構造とデザインがきれいに処理されている。
かわいくていい。
午後からは名古屋駅で構造家の江尻さんの講演会に出席。
夜は、現場。。。夜の部スタート。
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