2014年11月15日 (土)

「木の家スクール」。

朝いち、団地事務所でお仕事。

10時すぎに長男次男の通う小学校へゴー。

学習発表会が催されているのであった。
幸運なことに、2年と4年が連続で行われるので、まとめて見れた。
2人とも、よくがんばっていたよ~。

 

終了後は即行で帰宅。
即行で昼食をとって電車でゴー。

 

名工大で行われている 「木の家スクール」 へ。

今日は2014年の最終回の講義。

「木の家スクール」とは、

その名のとおり「木の家」をメインテーマにした講義を毎年開催していて、ボクは毎年受講させていただいている。
 
木構造やデザインのことに留まらず、人々の生活や環境のことなど、幅広い角度から木のことをとらえる内容。
 
ボクは常々専門バカの集まりほどつまんないものは無いと思っているので、建築や木造から少しはみ出してるこの会が性に合ってる、というか大好きなのだ。
 
業界の常識に打ちのめされそうな時、またややもすると大きな施策に流されそうになる時、
 
そんなとき、ここに同志がいると思えると勇気がわいてくる。
 
ボクの反逆精神をいつも支えてくれることの一つになっている。
 
 
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今年はカワイイ終了証をいただきました。
 
ありがとうございました。

2014年5月 6日 (火)

コミュニティユースバンクmomo からのお知らせ。

朝いち、我が家 松竹プロジェクト 現場へ。

除草剤を散布。

現場は今、隣地との土留めコンクリートが出来上がった状態。
っで、またまた放置。。。

確認申請を出さなきゃいけないのだが。。。
お仕事がバタバタしていたりして。。。後まわし。。。

午後からは、お泊り中の長男次男のお迎えに、多度へ。

 

今日は コミュニティユースバンクmomo からのお知らせ。
momoには、以前、凡設計で企画した山ツアーやスローママでお世話になって以来、ずっと応援していただいている。

コミュニティユースバンクmomoとは、

真に社会の役に立つ、生きたお金の使い方ができないだろうか?
代表の木村さんが中心となって設立し、運営しているNPOバンクです。
ご存知ない方も多いと思いますが、各メディアでも注目を集めています。

今回、専任の従業員を新たに募集しているそうですので、関心のある方はお気軽に問い合わせくださいとのことです。

http://www.etic.or.jp/drive/job/2165

いろんな世界が見れると思いますよ~。

2014年2月 8日 (土)

社会イノベーター公志園。

午後からは、社会イノベーター公志園 の中部東海公志園に参加するため栄ガスビルへゴー。

 

社会イノベーター公志園とは、

現在の社会の抱える問題に対して、真摯に志を持って立ち向かおうと起業する方々を応援する会。

応援する場であるだが、同時に自分にとっての啓発の場でもある。

 

負けちゃいられない。 もっとやれるはずだ。。。強い思いを持って進んでいきたいと思う。

 

下手な講演会より、よっぽど為になると思う。

2013年5月18日 (土)

第4回 建築コンクール 「おいしい建築」

今日は、第4回 建築コンクール 「おいしい建築」 の公開審査の日。

会場の東桜会館には11:00ごろ着。

14:00の開演にむけて準備をする。

 

14:00 定刻通り公開審査開始。

審査員の先生方も、4回目ともなると進行も心得てくださっていて、

3人の漫談のようなかけ合い審査が淡々と進んでいく。

 

最後に入賞作品を選んで、無事終了。

今年もいい作品が選ばれて、我々委員もほっと一息。

 

建築コンクールは例年春開催ですが、

次回、第5回は来年の1月になる予定です。

たのしい作品お待ちしています~。

 

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2012年10月27日 (土)

井出ノ小路へ。

今日は、毎年受講している 木の家スクール のフィールドワークに参加する。

しかも今回は ボンセッケイ で使用する材木の里、加子母の山に入ることになっているのだ。

 

そしてボンセッケイスローママでも、お世話になっている 内木哲郎さんの案内。

もう、これは行かないわけにはいかない。

 

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ふだんは立ち入れない国有林、井出ノ小路と呼ばれている山に入る。

ここは伊勢神宮のご神木が切り出される木曽檜(天然の檜)の山。

実生から成長していく木曽檜は、植林のヒノキとはまったく違う。

山のあり方も違えば、生え方も違う。

簡単に言うと迫力が違う。

木の持つチカラが違うんだろうここの木曽檜の前に立つと圧倒されるような気がするのだ。

 

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久しぶり会った木曽檜たちや、かつて大ヒノキだった切り株たちに、あいさつしてまわった。

ボクが訪問するのは、彼らからすれば何百年のなかのほんの一瞬の出来事だろう。

そんな気の遠くなるような年月を彼らは生きる。

大きな木曽檜たちに、いっぱいチカラをもらって、感謝して帰ってきたよ~。

 

 

ちょっと人間考。

何十年しか生きられないボクたち人間。

なんでも思いどおりにできると勘違いして、偉そうに、地球を救うのはオレ達人間様だと思ってる。

たぶん、ボクら人間には地球を救うことはできないと思う。

次元の違う話じゃないかと思う。

お釈迦様の手のひらをヒラヒラしてるだけの、お猿さんたちの集団だ。

ただ、悲しいかな、何かせずにはいられないお猿さんたちなのだ。。。

困った性だ。

絶滅のときがくるまで知力を駆使してがんばるんだろうと思う。

2012年4月13日 (金)

第3回 建築コンクール。

いよいよ来週から始まります。

 

場所は新栄の東桜会館です。

4/17~4/22 : 全応募作品展示

4/21 : 14:00~ 公開審査会

      18:00~ 懇親会

 

http://blog.livedoor.jp/kenchiku_concours-758n/

 

※懇親会は3000円です。 近くのフレンチレストランで行います。

※審査員の方々(中村さん、古谷さん、伊礼さん)の素顔も垣間見れます!

 

たかが審査会と思うなかれ、おもしろいですからぜひお越しください~。

 

2011年9月10日 (土)

木の家スクール 2011

午前中は、おしごとはお休みして、長男をトワイライトスクールに送り出したり、いつもは日曜日にするお掃除をしたり。

 

午後からは、”木の家スクール名古屋 2011” に出席。

 

第5回の今回は、一般の方も公聴できる講座。

”森林・林業・地域再生をめざして” というテーマで3人の方々による座談会のような様子。

 

司会は、森林と言えばこの人というぐらいの。。。赤堀楠雄さん

2人目は、滋賀のkikitoの田中さん。

3人目は、兵庫の能口さん。

田中さんと能口さんは、林業従事者として地域を巻き込んで地場産業の復興を実際に行ってる方々。

赤堀さんの投げたお題(近年の国の林業施策)に対して、地場で地に足を付けて林業を投げ出さずにがんばってる実例としての2人のお話は、なかなか興味深かった。

 

国の方針は大規模集積化。

単純に国産材の使用量は増えるのかもしれないが。。。

しかし、地域には関わりの無い会社がやってきて、地域雇用も生まれず、日本中の国産の木を集めてきて、自動化の進んだ工場でじゃんじゃん製材する。。。

 

木のクセを読んで、一本の丸太を無駄なく適材適所になるよう挽く。

こんな製材は無くなってしまうかもしれない。

 

能口さんが言っていたように、製材屋さんには山の上と下をつなぐ役割がある。

せっかく山から木を切り出しても、製材できるひとがいないと木を切っただけで終わってしまう。

愛知県もそうだけど、地域の製材屋さんが居なくなっちゃったら林業は成り立たない。

 

国策で大規模製材工場はやってきても、工場ができるだけで地域は再生しない。

もはや、林業だけの問題ではなく、すべての産業に言えることだと思う。

そこに住まう人たちの人間力を導き出せなければ、この国の未来はない。

2011年7月16日 (土)

木の家スクール 2011

朝いち、次男と長女を保育園に送って事務所。

午前中は、図面かきかき。

 

 

午後からは、”木の家スクール名古屋 2011” に出席。

今年度は5月から始まっていて、今日は第3回目。

ボクは1、2回目と予定が重なって出席できず、今年初だ。

 

今回は、温熱環境について。。。

個人的には非常に関心の高い分野です。

 

 

昨今の住宅の性能とは、

基本的には、断熱、気密、高性能サッシ、高効率設備機器にて推し量られている。

どちらかというと、暮らし方で解決していこうという意見は、ナンセンスと取られることが多い。

 

まあ、あいもかわらず工業製品バリバリの高性能商品に囲まれた暮らしへのあこがれは変わらないということなのかもしれない。

とはいえ、世界的な流れや、省エネブームを見ても、これは止めようの無い流れだと思う。

 

日本人は、性能の数値化が得意だ。そして数値比較が好きだ。

しかし、性能ばかりが叫ばれて、快適性能までが数値で推し量られるはいかがなものかと考える。

 

数値がいいから快適なのではなく。

快適な理由のひとつに、数値がいいから、ならば納得できるんだけどね。。。

日本人は、論点のすり替えに弱いから。。。

要注意ですぞ~っ。。。

 

世界の先進国に倣えをしてる訳ですが、

住空間に関しては、気持ちいいの動物的感覚を、わずかでもまだ持っているのは、日本人ぐらいなのかもしれないよ~。

 

自動車だって、性能では世界一だけどイタ車に敵わないとか言ってるよね。

案外、西洋から見るとそんなとこあるのかもよ~。

2010年11月16日 (火)

彩生ネットワーク

おしごとが火を噴いているので、朝ランはなし。

 

終日、図面かきかき。

 

夜は、ボクがいちおう監事を務めさせていただいてるNPO法人、

彩生ネットワーク の定例会議に出席。

 

彩生ネットワークとは。。。

以下、パンフ引用。

 

”彩生ネットワーク” という名は、”古建築を現代に彩(あざ)やかに生き返らせたい”

という願いを込めて付けました。

私たちは、ともすれば地域の中で忘れ去られそうになる旧い建物や文化に光を当てたいと願っています。

そのために、地域に伝わる歴史的な建物や文化の調査、記録、保存、修理、維持、再生、活用提案などを実践し、伝統の知恵や文化を学びつつ、地域の文化・まちづくりに貢献します。

 

こんな理念のもと集まった有志で構成されている。

この会の良いところは、建築のみならず文化を理解するところがミソ。

 

っで今日の議題は。。。。

”中国山岳民族 トン族の建築”

特別講演会の企画打合せなのだ。

 

Ton_4 

 

当日の運営に関することなどもろもろを打合せた。

 

中国奥地のトン族の現地調査の、貴重なお話しが聞けます。

開催日が迫っていますが、まだまだ参加可能ですので、興味のある方ぜひご参加ください。

ちなみにボクはビデオ係りと懇親会係り。

 

 

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伝統建築勉強会シリーズ 特別編
中国山岳民族 「トン族の建築」
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彩生ネットワーク特別講演「中国山岳民族・トン族の建築」
中部大学教授 片岡先生による講演です。
中国奥地で独自の文化を伝える「トン族」の建築を現地調査した話が中心となります。

また貴重な現地調査写真や独特の木組み模型や衣装の展示もあわせて行いますので、
ぜひこの機会に秘境の文化にふれてみて下さい。
■日時: 平成22年11月27日(土)
      写真・模型展示 13:00~
      特別講演 18:30~20:30
■場所: ㈱サンゲツ名古屋ショールーム
      6階 トゥインビーホール
■講師: 片岡 靖夫 工学博士
      中部大学 工学部 建築学科 教授
■費用: 講演参加費
      一般:1500円
      彩生ネットワーク・伝統木構造の会 会員:1000円
■問合せ先: 彩生ネットワーク saiseinet@gmail.com

2010年10月 2日 (土)

木の家スクール名古屋

朝いち、子どもたちを保育園に送って事務所。

 

今日は ”木の家スクール名古屋2010”  のフィールドワークの日。

足助の山へ行く。

講師は豊田市森林課の北岡さん。

 

11:00に名工大に集合してバスに乗って足助へ。

 

豊田市では、人工林の荒廃に歯止めがかからない現状に対して、市有林、民有林の区別なく、どの山も市の財源を使って間伐を行うことを決めた。

今回は、行政サイドの現場のエキスパートの北岡さんと山に入って、直接お話しが聞けた。

なかなか貴重な体験だった。

 

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人工林と天然林を見比べたり、

間伐された場所と、間伐されていない場所を見比べたり、

表土流出のメカニズムや、切り置き間伐について、

などなど。。。

非常に有意義だった。

 

山を守ることは、日本の国土を守ることにつながっている。

まさに今、荒れはてようとしてる三河の山々と対峙されている北岡さんいわく。。。

 

”もはや。。。林業は業ではありません。”

”日本の林業は業として成り立っていません。”

”どうしたら良いか。。。わかりません。”

 

聞きたくない一言だった。

でも、それが日本の現状だ。

 

やがて、林業だけでなく、いろいろな産業が業として成り立たなくなる日がくると思う。

これは、単に働き口がなくなるとか、産業構造が変わるとかの問題ではない。

日本の風土や文化がなくなるということだと思う。

文化がなくなるということは、国が滅ぶということ。

 

そうならないために。。。次の世代に何が残せるだろうか。。。