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2015年7月18日 (土)

「竹小舞」 施工中。+ ちょい語ります。

台風明けの土曜日。

午前中は家事をこなして、長男の少年野球グッズを購入すべくデポへ。

午後からは長女とちょい 我が家 松竹プロジェクト の現場へゴー。

 

現場では、現在土壁の下地となる竹小舞の施工中です。

工事の説明をします。

 

「竹小舞」 とは、巾3センチほどに割った竹を、土壁になるところにタテヨコに縄で編んでゆく工程です。

 

河川敷で伐ってきた真竹を竹割りで割ります。

Photo

 

そのあと節をナタで落として、カタチを整えます。

Photo_2

 

壁の大きさに応じて、ノコで切って長さを合せます。

Photo_3

 

縄で結わえて出来上がりです。

Photo_4

 

っとまあこんな感じです。

 

これは日本の昔からの壁の作り方です。

雪の少ない比較的温暖な地域では、普通に行われていた工法です。

昔々は農村部では、これを結と呼ばれる村の共同体で行っていたそうです。

 

このあとの工程の土壁の荒壁つけまでが、そういった村の普通の人たちの仕事で、最後の仕上げの工程に、やっと左官職人さんが登場するのです。

まだ、100年前まではそうやって村人たちのチカラで家を造っていたのです。

 

これは古来、家を建てるという行為が非常に高価であったこと、竹や藁、土を扱うことが農作業の延長であったこと、村の共同体の持ち回りの仕事であったこと、などが理由であったと思われます。
(町屋では、ほとんどが借家だったので事情は異なります。)

 

実際、本家の建てかえは3代ごとと聞きます。

 

3代というと、ちょうど100年ほどになります。
(現代の住宅施策も長期なんとかとか、そんなようなことを言っていますが、地域があっての100年なのです。実際100年もたないお家を、税制優遇だとか金利優遇だとかとセットにしたりして無理やり建てさせる。。。取り違えも甚だしいと思います。それで景気対策にしたり。。。家づくりや人の人生を愚弄してると思いませんか。)

 

っとちょっと加熱してしまいました。。。

ハナシを戻して。。。古来から家づくりはある程度DIYです。

 

ボクは前々から、現代のような専門家と専門職、専門業者によるブラックボックス的な家づくりに違和感を感じていて、建て主もそれが簡単だからお任せで、またそれができたものが違うとかでクレーマー化したりと。。。

 

クレーマー化しないように企画化したり、建て主の現場立ち入り禁止とか。。。

 

もう、意味不明。。。っとまた脱線しそうなので、ハナシをもとに戻して。。。

 

なので、今回我が家の建築プロジェクト、 松竹プロジェクト には、ボンセッケイ の暮らし方のショールームという要素だけでなく、建築するプロセスを建て主として関わろうという意図もあるのです。

 

大きな会社、大きな組織、大きなチカラ、では出来ない家づくりをしたい。

 

家は公の要素を持ちながらも個人のものです。 国の施策に左右されるべきでないと思います。

景観や隣家との関係、地域との共存、配慮は当然必要です。

しかし、住まい方や使う材料、造り方まで、役人たちにとやかく言われる筋合いはないと思っています。

 

一人一人の顔が見える関係を大事にして、一人一人は小さな個人でも、それぞれが、それぞれの役割りを果たして、ひとつのものを造り上げる。

それが建築することの醍醐味であり、誇りでもあると思います。

 

ボクたちは、 「小さな暮らし製作所」 でそんなことを少しでも体現できたらよいなと思っています。 

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