一宮へ。
朝いち、長男次男を集合場所へ、長女次女を保育園に送って、一宮へ。
一宮市役所は現在建てかえ中。
古い庁舎も見納めかと。。。
小学生の頃は、父親の職場があったせいもあって一宮にはよく連れて来てもらった。
本町商店街、真清田神社、一宮駅、バスターミナル、今でも記憶に残る古き良き昭和な地方都市だった。
百貨店が移り、裁判所、駅舎が建てかわり、今回は市役所。
昔の面影はどんどん無くなっていくけど、地方都市再生の見本になってほしいと願う。。。
市役所の古いほうの正面玄関を入ると。。。
こんな階段ホールになっているのだ。。。
正面のたまりスペースが狭すぎるけど、この階段のアイデアはいい。
これが、この設計のすべて。。。核だと思う。。。
何十年たっていたって情熱を感じる。
ものづくりは、単なる足し算引き算ではない。
愛される建築、引きつけられる建築には、必ず造った人々の情熱が宿る。
何をおいてもこれを実現させたいという設計者の情熱。
バカ言ってんじゃない。そんな鉛筆で書いた絵空事ができるワケがないという職人魂。
お互いに譲れないもの同士が接点を見つけながら、いろいろなものと戦いながら造り上げる建築。
そんな建築に情熱が宿って、生きた建築なるのだと思います。
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