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2012年8月27日 (月)

竹小舞のこと。

朝いち、次男と長女を保育園に送って犬山へ。

 

建て方工事をひかえた m_m_house の木材の材料確認をする。

使用する桧の梁材を確認して番付けを行った。

これから加工に入ります。

 

夕方は CO_house 現場へ。

土塗壁(つちぬりかべ)の下地になる竹小舞(たけこまい)の工程が始まりました。

 

CO_house の壁は土塗壁です。

土塗壁は、竹小舞をやって泥土をつけて、中塗り土をつけて、仕上げをしてと幾重にも土を塗り重ねます。

なにも無いところから、だんだんと壁が出来上がっていく工程がボクは好きで、まさに家が土から生えてくるような気がします。

 

それは懐古趣味でお勧めしてる訳ではなく、自然素材であり、調湿性能に優れ、防火性能を兼ね備え、耐力壁にもなるという合理性と、出来ていく過程の気持ちよさに惹かれているのです。

しかしながら、昨今では土塗壁を目にすることはめっきり少なくなりました。

減少した理由のひとつには供給する側(造り手)の都合もあるように思います。

天気に左右されるので工期が組みにくかったり、職人の段取りが面倒くさかったり。

材料を確保することにも障壁があるように思います。

 

大好きな土壁工事が無くならないようにしたいと思っています。

竹小舞はちょっと練習すれば、誰でもそこそこできるようになります。

ご興味のある方は連絡ください。

ご案内します。

 

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