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2012年2月13日 (月)

建築するということ。

朝いち、基礎屋さんからTelあり。

 

明日予定してたベースコンクリート打設を今日にできないかとの連絡だった。

今月は天候不順が続き、なかなか段取り通り基礎工事ができない。。。

 

曇りのち雨。。。

ん~。。。午前中に打設できるとして。。。

。。。何時から降り始めるかが問題だな。。。

打設中に本降りなるのだけは避けたい。。。

 

何故雨がいけないのか?。。。

 

ちょっと脱線しますが、コンクリートについて少しお話します。

 

コンクリートの正式名称は、レディミクストコンクリートと言います。

レディミクストの言葉のとおり、

すでにミックスされたコンクリートという意味です。

そうです、現場で使われるほとんどのコンクリートは生コン工場で調合されて、

固まらないよう生コン車に揺られて現場にきます。

 

現場に届くコンクリートは調合された、いわば生コンクリートとしての完成品ですので、

調合されたあとに、大量の水で薄まったりしてしまうと想定した耐力が出ないのですね。

 

所詮は、水・セメント・骨材を混ぜ合わせた泥みたいなもので、打設時の天候、気温、打ち込み方、打ち込む人の気合い、などによって出来上がりにも耐力にも差が出ます。

そこがコンクリート工事の難しいところです。

逆に魅力でもあるわけですが。。。

 

世間では完全無欠のなんでも実現できるスーパー構造材のように思われていますが、ボクは実はそうは思っていなくて、本来は非常にリスクの高い失敗のできない工事なのです。

(まあ、造形が比較的自由であったり、打ち放しみたいなのができたりと設計者の表現方法としては魅力ですが。。。)

 

 

話しがだいぶそれました。

 

結局、

・降雨は午後の遅い時間からだろう

・雨量はそれほどではなく、夜半には上がるだろう

・今日、明日と気温は高く初期硬化に有利だろう

 

っという判断で打設することにした。

 

Ok

 

どんなコンクリートになってるか。。。脱型までわからない。。。

このドキドキ感もコンクリートの魅力か。。。

 

コンクリートに限らず、建築するという行為は一筋縄ではいかない。。。

建て主さんがいて、計画するボクらがいて、実際に汗かいてくれる職人さんたちがいる。

その ”建築すること” に関わる人たちによって、できあがる物に差はできる。

腕がいいとか悪いとかの問題ではなく、まずはとヤル気とでも言おうか、そんなところで差ができると思う。

それぞれが、それぞれの役割をこなして、モチベーションを保って仕事をする。

建て主さんの思い、設計者の思い、職人さんたちの思い、いろんな思いをプラスにしていって、よい建築になるよう尽力します。

みなさま、まずは竣工まで。。。よろしくお願いします。。。

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