家具はつくっちゃえ1
”家具はつくっちゃえ” シリーズ。
始まりました。
第1回目。
ボンセッケイの家具に対する考え方がギッシリ満載です。
最後まで読んでくださいね~。
では、始まり始まり~。。。。
みなさん
家具は、できあがった家に合せて買ってくるものと思い込んでいませんか?。。。
家の完成に合せて購入した家具。。。。
それぞれの家具は気に入っているけれど。。。。
でも、なんだか落ち着かない、
統一感がない、
思ったより使い勝手が悪いなど。。。。
けっきょく、どうしていいかわからなくなってしまう。。。。
そんな経験をしたことありませんか?
元来、日本人の住まいには最小限の家具しかありませんでした。
季節ごとのしつらえは、長持に入れて蔵に収納して対応していたようです。
そういう生活様式だったのです。
家のデザインも今日ほど多様ではなく、地域によっての多少違いはあっても素材や質感はよく似ていました。
したがって、箪笥などの家具はどれもよく家に馴染んだのです。
それは家と同様に、家具にも歴史的、文化的な背景が反映され、当時の生活様式に合っていたからだと思います。
現代の住まいは、暮らし方の多様化とともに内装のデザインも様々です。
巷には、いろんなデザインの家具が溢れ返っていて、ともすれば、住まい手の暮らし方に合わせて家具を選ぶのではなく、内装のデザインに合わせて家具を選んでしまうことになってしまいます。
本来であれば、そこに暮らす人々の歴史的、文化的な背景があって、それぞれの暮らし方に合った家具があって、機能やデザインを満たすということになるのだと思いますが、現代の住まいには、この肝心な中身が抜け落ちてしまっています。
家具と家とは別々ではありません。
相互に関係し合っていて、存在することでその空間がより豊かにならなければ意味がありません。
しかし現実には、予算的な制約や使い勝手のことなど、様々な問題があって、その住まいにぴったり合う家具は見つからないことが多いのではないでしょうか。
ボンセッケイでは、それならば “つくっちゃえ” と考えているのです。
一品ものの家具を作ってしまうのです。
次項からは家具を製作する上での、方針や考え方、実際の製作方法などを解説していきます。
おたのしみに~!
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