制振とは。。。
朝寝坊のため朝ランはなし。
朝いち長男次男を保育園に送って事務所。
今日は午後から、お付合いのある工務店のお誘いで。。。。
”制震ダンパー” なるものの製品説明会に行ってきた。
最初に建て方が済んだばかりの、施工中の建物を見学して、
実際の施工状態を確認した。
その後、場所を変えて講習会があった。
カメラを忘れてしまって写真がないので、どんなものか伝えにくいのだが、
イメージ的には、スジカイの真ん中にゴムが挟んであって、
ガチンガチンッ、ボキッ、といくのではなく、ニュルニュル~っといく感じ。(わからんよね~。)
東海ゴム工業㈱ の ”TRCダンパー” というもの。
ダンパー部分自体は、積水ハウスの鉄骨系で使用しているものと同じだそうで、信頼性には自信があるとのことだった。
制震ダンパーの役割とは。。。。。
単純に耐力を上げるのではなく、建物にかかる地震力を吸収するような働きをする。
マウンテンバイクでいうと、リジットのバイクとサスペンション付きのバイクの違いのようなことかな。
耐震とは、その耐力をもってして地震に対抗する。 剛には剛で、っという考え方。
制震とは、地震エネルギーを熱エネルギーに変換して、地震による建物の変形を抑える。
柔をよく剛を制す、っという感じなのだ。
ただ、この制震は、学問的には非常に複雑、難解で、
高層ビルなどで行われる時刻暦応答解析という解析方法で計算している。
ボクは構造屋さんじゃないから、詳しいことはわからないけど、
許容応力度計算のようなフレームごとの概念ではなく、
一つの階を一つの質点として仮定して解析する。
平面形状が矩形のようにシンプルで左右対象ならば一質点に仮定しやすいだろうが、
複雑な形状の低層住宅ではどうなんだろう?
偏心の大きな建物なんかは、別に偏心の検討をしたほうがいいんだろうね。
なにはともあれ、勉強になったぞっ。
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