山へ行く。
朝寝坊したので、朝ランはなし。
今日は午後から、
”木の家スクール名古屋2009” の第6回講義。
今回はフィールドワークということで、
岐阜県の洞戸の製材所へ行ってきた。
訪れたのは、洞戸の 桑原木材工業㈱。
社長の桑原さんのお話しを聞いた。
桑原さんは、製材だけでなく、山林経営や建築業もしている。
幅ひろい視点から林業、製材業、建築業を実践してるように感じた。
基本的に自社の山から切り出した、桧、杉を製材し、製品にして出荷するという業態だ。
材木の乾燥は、基本的に桧は天然乾燥。 杉は人工乾燥。 とのこと。
材のストックもあって、細かな要望にも応えてくれる。
ボクらのような木造大好き設計者には心強い製材所だと思う。
手の入らなくなった山を間伐して山から材木を切り出し、人工林を健全な状態に保っていかなければいけない。
そのためには、50年生以下の木ではいけない。
できれば85年生以上で仕事ができると良いとのことだった。
設計者はもっと、木の素性に注文を付けるべきだと。。。
木のこと、山のことに対する想いがヒシヒシと伝わってきた。
フィールドワークのほうはと言うと、
参加者が集合して、13:00ごろから、
近くの作業場に入って材木の伐採を実際に見学しながら、お話しを聞いたり、質問したり。
今日は、特別にデモンストレーション的に杉を何本か切っていただいた。
きこりの方がチェーンソーで、手際よく切っていく。
一歩間違えば、大事故になりかねない。 たいへんな仕事だ。
カッコよかったよ~。
そのあと、ショールームとして使用してる家を見学させていただいて、
ヘリコプターによる丸太の集材のVTRを見せていただいた。
たいへん有意義な半日だったよ。
最近のコメント