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2009年9月18日 (金)

ポスト・グローバルについて考える。

ここのところお仕事がバタバタしていたのと、

風邪気味なので、

ゆっくり目の朝。

朝ランはなし。

 

長男次男を自転車に載せて出発。。。。というときに、

前輪パンク。。。。。

見ると画鋲が刺さっていた。 まさに今刺さったばっかりのようだ。

。。。。。。

奥さんの自転車にチェンジして再出発。

 

 

”創造的プロセスとは、引き算である。”

少し前のことですが、朝日新聞の月曜版の特集”GLOBE”に掲載された記事から。

Photo

 

上記の言葉は、デザイナーでありアーティストでありクリエイターでもある(何でも屋だね)

”アレクサンダー・ゲルマン”さんのことば。

ちょっとわかりずらい言い回しだけど、

どういうことかというと、

デザインにしろ何にしろ、

引き算して引き算して、物、事の本質にせまる。

引き算しすぎると何も残らないから、その一歩手前を探る。

その状態が最大限のエネルギーを発する。

っということらしい。(ボクの解釈が間違ってたらゴメンナサイ。)

 

っで、日本文化には、この引き算があちこちにあるというのだ。

欧米は ”ゼロ” や ”なにも無い” ものを恐れているが、日本には ”なにも無い” ところになにかを見出す、限りなく ”ゼロ” に近いものや、要素がたくさんある。

それは日本の伝統文化にあって、また奥が深い。

そして、細々ではあるが現代に受け継がれている。

 

今後世界では、このようなローカルな文化の多様性や違いの共存が必要になってくる。

”文化” が組み込まれた社会になっていくだろう。

そのときに、伝統文化を継承しつつ現代に適応させる能力を持つ日本は重要な役割を持つだろう。

 

アメリカは、”できるだけ早く、効率よく” しか知らない。

けど、日本の伝統は、”時間をかける” ことの重要さがわかっている。 とも。。。

 

「ポスト・グローバル スーパーデザイナーが見る日本」

アレクサンダー・ゲルマン著 (PHP研究所 10月刊行予定)

興味のある方はぜひ。

 

 

ゲルマンさんの言葉は、今日のグローバルな社会の進む先を予感してる気がする。

世界がひとつになるためには、文化の違いや古いもの新しいものを認識して共存していかないといけない、と言うことかな。

カタチや様式は違っても世界共通になっていく、と言うことかな。

 

 

じゃあ、ボクたちの業界はどうかというと。。。。

建築界でも、様式の画一化が進み、それを良しとしてきた。

世界中どこにいっても、よく似た建築群を見ることができる。

世界中の建築家たちが、同じようなディテール、同じような質感、同じようなスケール感を追い求め、同じような思考をしようとしてる。

それは20世紀の世界中の大建築家たちが望んだ方向であって、それもまた良しとされてきた。

。。。。。。。

建築界のポスト・グローバルは?。。。。

ボクたちの関心ごとである伝統工法の見直しなんかも、案外的外れじゃないのかも知れない。

地域ごとの考え方があって当たり前だし、つくり方があって当たり前。

忘れちゃいけないのが、建築は文化だと言う事。

社会と直結しているのだ。

 

文化が断絶してしまうということは、地域が崩壊するということ。

地域が崩壊するということは、国が崩壊するということ。

国が崩壊するということは、国民のアイデンティティが崩壊するということ。(もう半分壊れていますが。。。)

人民のアイデンティティが崩壊すると統制できなくなって、お上からの規則、規制が増える。

社会は荒廃し、人々の生きるチカラが衰える。

 

今の日本のたどっている道と重なります。

 

新政権の友愛で太刀打ちできるのか。。。。。。

いずれにしても、確実に社会は変化していくはずです。

吉と出るか凶とでるか。。。。。

いまこそ人民のチカラが試されるときなのかも知れません。

 

みんな、しょげてる場合じゃないぜっ!

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