ふつうの家を造る8
朝いち ランニング。
コーヒー飲んで、ちょこっとストレッチして、
自宅~名城公園~お堀1周~名城公園半周~自宅の、お堀コースプラス。 40分。
バテ気味なのでジョグペース
長男次男を保育園に送って事務所。
”ふつうの家を造る” シリーズ。
8回目。
”建具のこと”
建具は設計者にとってもウデの見せ所。
枠や框の見え方で、部屋の印象がまったく違ってきます。
それほど大事なのです。
⑧建具のこと
建具はとても大事。
毎日、直接手に触れ、間近で見ることになるからです。
ボンセッケイでは、
なるべく建具屋さんに作ってもらっています。
職人さんたちの手しごとを大切にしているからです。
住まい手にとって、建具は手しごとを一番身近に感じられる部分ではないでしょうか。
だからこそ、本物の材料を使うことにこだわっています。
かけられる予算のなかで、その家に良く馴染むデザインであること、手触りのよいこと、機能を満たすことを常に追及しています。
建具の物理的な役割は、
外部と内部や、室と室など、空間を目に見えるように明確に区切ることです。
同時に、様々な心理的な役割も果たしています。
たとえば、
ドアであれば、内に開けば招き入れる格好になります。 開いていれば入っていいよの合図にもなります。
日本の障子や襖は、開けることで開放感を得られ、閉じれば囲われた感じがして安心感を生みます。
障子などの光の透過性のある材料は、閉めても外の気配を程よく伝えてくれます。 また、やわらかな白色にはなんとも言えない安堵感を感じます。
設計段階で、空間の関係性や、住まい方、プライバシーをよく考えて、どの程度開くのか、どの程度閉じればよいかなど、打合せを重ねながら方針を決めていきます。
住まい手の要望を、心理的な要素にまとめ、物理的な方針を決めて目に見えるようにしていきます。 建具を上手に使い分けることは、毎日の暮らしを豊かに引き立たせることにつながります。
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