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2009年7月28日 (火)

ふつうの家を造る6

バテ気味なので、ゆっくり目の朝。

朝ランはなし。

 

長男次男を保育園に送って事務所。

 

 

”ふつうの家を造る” シリーズ。

6回目。

今回も大事なとこですぞ~。

 

 

⑤断熱のこと

 

ボンセッケイでは、

床下、天井裏には断熱材を敷き込みます。

土壁を採用しない場合は、外壁の壁体内にも断熱材を入れます。(充填断熱です。)

 

土壁の性能を十分に期待できない条件などの場合には、断熱材を利用して温熱環境の向上を図ります。

 

使用する断熱材の種類については、製品の性能、特性、価格を十分検討し、計画している住宅に対して最良の断熱材を採用することにしています。

断熱の施工方法に関して注意している点は、

なるべく特別な施工方法をしないことです。

断熱に関する考え方は、まだまだ発展途上で(根本的な理屈は不変なのですが)、日々新しい製品、考え方、施工方法が提唱されています。 時代が変わって、いざメンテナンスが必要になった時にフレキシブルに対応できるよう、特別な施工をしないようにしています。

 

断熱性能に関して、セットで考えられていることに気密性能があります。

高断熱、高気密、巷でよく聞くフレーズです。

この考え方は、カナダや北米の住宅や、北海道など北方地域で発達した住宅を参考にしています。

高断熱とは断熱性能が高いということで、一度温まれば冷めにくく、一度冷めれば温まりにくいという特性を持っています。

高気密とは隙間がないということで、高断熱による弊害(結露)を防ぐために必要なため、セットで論じられます。

結露は温度差のあるところに生じやすいので、高断熱化を図って内外温度差が大きくなればなるほど、結露発生の可能性が高くなります。 

それを防ぐために、結露水の原因である水蒸気を通さないよう部屋をビニールなどで覆って気密化します。

極寒の地で、換気のための外気を取り入れることがままならない地域においては、非常に有効な考え方ですが、高温多湿の日本では水蒸気が流入しないよう、特に注意が必要です。

ボンセッケイでは、

そういう風に建物全体をすっぽり包んでしまわないと得られない快適さを追求するのではなく、適度に外部との関係性を残して、できるかぎり自然に頼った快適さを追求する方が、人にとって、自然で気持ちいいのではないか、そして、それがよりよい地域性、社会性を育むのではないか、と考えています。 ですから、高気密化はしていません。

ただ、断熱という概念のもと断熱材を使用するということは、当然結露の可能性がありますので、結露対策として、特に冬期の結露を想定して、建物の内部で発生した水蒸気が外壁の内部を通り越して外部に抜けていけるように設計しています。

湿気をブロックして通さないのではなく、どちらかというと、湿気をなるべく通す構造とするよう心がけています。

 

 

Photo

これは、ウール断熱材。

羊毛です。 100%です。

ふとんみたいです。

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