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2008年12月26日 (金)

現場作業。

朝いちランニング。

コーヒー飲んで、ストレッチしてから

自宅~名城公園~お堀1周~自宅 の、お堀コース。 35分。

 

車で長男次男を保育園に送って、

進行中の美和町の現場へ。

 

現場のすき間しごと。

ボンセッケイでは、設計者もどんどん作業します。

 

昨日に引き続き、せまーいすき間へ断熱材充填作業。

同時に、施工不備のところへも、どんどん詰める。

ウール断熱材の良いところは、使う分だけハサミで簡単に切れて、

場所によっては手でちぎって詰め込む。

 

施工者、特に大工さんは、断熱材の施工に関しては、あまり重点をおいていない。

せっかく丁寧に木工事を行っても、部材と断熱材とのあいだにすき間があいていては、なんの意味もない。

それなら断熱材を施工しなくても良いぐらいだ。

 

だいたい職人さんたちは、設計者の理屈は、口で言っても聞いてくれない。

設計者によっては、”やらせる。” と表現するヒトもいるが、

ボクは、そういうのが性に合わなくて、”そんならオレがやる。” になってしまう。

自分の描いた図面をもとに、自分の手を使ってやってみる。

聞こえはいいが、たいへんだ。

(こういうことやってるから商売にならない。。。)

 

良い点は、

①だんだんと施工者の目線で図面が描けるようになる。

②施工者がやりたがらない場合、”こうやればできる。” と実証できる。

③手をつかうことで、カラダが憶える。

などなど。。。

 

逆に悪い点は、

①役割を超えてついついやり過ぎてしまう。

②施工者に近くなることで、監理者としての立場が微妙になる。

などなど。。。

 

ボクは、なにがなんでも設計業務と監理業務、”設計者様~” ”監理者様~”

みたいなガチガチな仕事はしたくない。

逆に、家づくりには意味がないと思っている。

 

設計者、施工者、建て主と、みんなでひとつのゴールに向かって愛着のわく家を造りたい。

 

社会的な傾向で、責任問題が重視される昨今。

 

今だからこそ、あたたかい、ヒトの手のあとを感じられような、記憶に残るようなものを残したいと思う。

 

 

午後からは、昨日の確認申請の不備書類を審査機関に提出して、

帰りに玉井銘木さんで、昨日候補に挙げたトチを注文した。

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