ハイウェイオアシス
ちょっとカラダが重いのでランニングはお休み。
朝、雨の小降りを見はからって長男を保育園に送って仕事。
今日は ”気になる建物”
先日の旅行の帰り道に、”刈谷ハイウェイオアシス” に立ち寄った。
もうだいぶ前に、建築雑誌でも話題になっていた。
近頃の傾向で、パーキングエリアに観光的な要素を取り入れた施設で、早い話、高速道路のサービスエリアだ。
建築は、はやりのスッキリめ。 ゴージャストイレが話題になっていただけに、ちょっとオシャレな感じ。
今一歩なのは、最近の傾向なんだけど、施設のまとまりがなく(店舗も含めて)、無理やり建物で統一しました。 って感じ。
サービスエリアだから非常に難しいとは思うんだけど。。。
食堂、トイレ、休息といった従来の要素の他に、ここには食料品スーパー、観覧車、足湯がある。
観覧車や足湯は、単純にどこにあっても ”楽しそー 行ってみよっか” となる。
だから特に、ここにある必要はない。
いったい高速道路を使用して、どこかへ向かおうとしている人たちの何割が、このような施設をお金を出して利用するんだろうか?
たぶんプロジェクトを立案したヒトたちが、ここに人を呼ばなくてはと思ったのだと推測する。
プロジェクトのプレゼンで、
”休日に高速を走って、わざわざここに遊びに来る家族・カップル:○○%”
”休日にスーパーで時間を潰すのに飽きた家族・カップル:○○%”
初期投資に対して、年間収支はこうこう、施設の更新、メンテ費はこうこう、おおいに事業化のメドは立っています。 とかなんとかやってるんじゃないの。
まともか?みんなもっと考えようよ。
じゃあなぜ、こんなまわりに何もないところに、人を呼ばなくてはいけないのか。。。。なぜだ。。。。
食料品はボクは、おもしろいと思った。
高速道路を利用した物流であれば、生鮮食料品や産直にとっては断然メリットがある。しかもサービスエリアで荷下ろしして、そこで売る。 配送コストも低く抑えられる。
旧来、交通の要所には物が集まる。 物が集まると人が集まる。 人が集まると町ができる。 町ができると文化が発達する。
昨今のアミューズメントサービスエリアとは、こういう道筋なのだろうか?
だとしたら、観覧車はもっと後にできるハズではないのか。。。
まどろっこしいから、人と物を同時に集めちゃえ、ということか。。。
これもまた、経済至上だからか。。。
はたまた、議員さんのおかげか。。。
どうしてこんなものができるんだー。。。なんではやってんだー。。。みんなそんなに退屈なのかー。。。
さんざん言ってきたが、ボクは楽しかった。
良心のプロジェクトであることを祈る。。。
« ファミリーで | トップページ | おしごとの集まり »
「気になる建物」カテゴリの記事
- 極楽浄土(2023.08.19)
- ひさしぶりのまち歩き(2022.09.03)
- モダニズム建築(2021.06.22)
- 常滑にて(2020.02.03)
- 多治見へ。(2016.08.02)
« ファミリーで | トップページ | おしごとの集まり »
コメント