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2007年7月12日 (木)

ハイウェイオアシス

ちょっとカラダが重いのでランニングはお休み。

朝、雨の小降りを見はからって長男を保育園に送って仕事。

 

今日は ”気になる建物”

Photo_107

先日の旅行の帰り道に、”刈谷ハイウェイオアシス” に立ち寄った。

もうだいぶ前に、建築雑誌でも話題になっていた。

近頃の傾向で、パーキングエリアに観光的な要素を取り入れた施設で、早い話、高速道路のサービスエリアだ。

建築は、はやりのスッキリめ。 ゴージャストイレが話題になっていただけに、ちょっとオシャレな感じ。

今一歩なのは、最近の傾向なんだけど、施設のまとまりがなく(店舗も含めて)、無理やり建物で統一しました。 って感じ。

サービスエリアだから非常に難しいとは思うんだけど。。。

 

食堂、トイレ、休息といった従来の要素の他に、ここには食料品スーパー、観覧車、足湯がある。

観覧車や足湯は、単純にどこにあっても ”楽しそー 行ってみよっか” となる。

だから特に、ここにある必要はない。

いったい高速道路を使用して、どこかへ向かおうとしている人たちの何割が、このような施設をお金を出して利用するんだろうか?

たぶんプロジェクトを立案したヒトたちが、ここに人を呼ばなくてはと思ったのだと推測する。

 

プロジェクトのプレゼンで、

”休日に高速を走って、わざわざここに遊びに来る家族・カップル:○○%”

”休日にスーパーで時間を潰すのに飽きた家族・カップル:○○%”

初期投資に対して、年間収支はこうこう、施設の更新、メンテ費はこうこう、おおいに事業化のメドは立っています。 とかなんとかやってるんじゃないの。

まともか?みんなもっと考えようよ。

じゃあなぜ、こんなまわりに何もないところに、人を呼ばなくてはいけないのか。。。。なぜだ。。。。

 

食料品はボクは、おもしろいと思った。

高速道路を利用した物流であれば、生鮮食料品や産直にとっては断然メリットがある。しかもサービスエリアで荷下ろしして、そこで売る。 配送コストも低く抑えられる。

旧来、交通の要所には物が集まる。 物が集まると人が集まる。 人が集まると町ができる。 町ができると文化が発達する。

昨今のアミューズメントサービスエリアとは、こういう道筋なのだろうか?

だとしたら、観覧車はもっと後にできるハズではないのか。。。

まどろっこしいから、人と物を同時に集めちゃえ、ということか。。。

これもまた、経済至上だからか。。。

はたまた、議員さんのおかげか。。。

 

どうしてこんなものができるんだー。。。なんではやってんだー。。。みんなそんなに退屈なのかー。。。

さんざん言ってきたが、ボクは楽しかった。

 

良心のプロジェクトであることを祈る。。。

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