ロック人 アンプリファイヤー

朝、長男を保育園に送って仕事。

ロック人　アンプリファイヤー。

この連載はロック人と言う。

当初、ボクがロック音楽について思うことを書こうと思ったんだけど、いまのところボクのロック人生を語ってしまっている。

今ボクは中学生だ。まだまだロック世界の扉も見えていない。

良い音で、流行りの音楽をカッコよく聴きたい。それもちょっと大人のカッコいいやつを。。。

そんなことを毎日考えていた。

前回までで、なんとかチカラ技でスピーカーを作った。

次はちゃんと鳴らせるアンプがほしいとなる。　どうする。。。

アンプも比較的安価で自作キットが売っていた。

でもアンプ自作という選択はなかった。　なぜかというと、まず組立てる技術がなかったことと、キット製品はやっぱりオモチャの域を出ていない。ということだったと思う。

アンプは正式には、アンプリファイヤーと言う。

マニアな方は、プリアンプとパワーアンプと別個に買ってこだわる。

ボクが買えるのは、当然いっしょになったものだ。　みんなだいたいこれ。

”プリメインアンプ”　これが欲しいのだ。　この単語の響き。これだけでなんか優雅な気分になる。

なんとしても欲しいのだ。

まだまだシロウトだったボクは、出力100Wにこだわった。

100Wも鳴らせる場所ないのにだ。。。ははっ。

確かに出力に余裕があるのは良いのだが、良いアンプは出力の問題じゃないんだよね。。。

欲しかったのは、サンスイ。次にヤマハ。次にテクニクス。　どれも100W。

お年玉とおこずかいを貯めて、全力をふりしぼった結果、テクニクス。そして50Wだった。。。

でも、ものすごく嬉しかった。舞い上がっていた。

毎日聴いた。ほんとに嬉しかったのだ。

このアンプ、今も現役。たび重なる引越しにもずっと連れてきた。

テクニクスの　”ニュークラスＡアンプ”。　ボリュームのガリノイズも愛嬌。

いま思うと50Wで良かったと思う。デザインも薄くてカッコいいし。

次回は　”ロック人　ＬＰレコードを聴きたい”